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健康長寿の源はお口の健康から

知ってしあわせ
倉本歯科医院 院長  倉本弘樹
 
お口の健全な機能を保つことによって食べ物を良く噛んで、充分な栄養補給路を確保することこそが健康長寿へ向けて、最初の入り口になるといえます。
お口の病気というとまず思い起こされるのが、痛〜い虫歯ではないでしょうか。
子供のころは、エナメル質の成熟が進んでいないために、虫歯が早期に進行して、神経まで到達し、すぐに痛みが出てきますから歯医者さんを受診することにより早期に発見治療がなされます。
しかし成人でエナメル質が硬くなり、虫歯になっても進行が遅く、痛みを感じることも無いままに、深部まで進行してしまうことがあります。
加齢とともに歯髄も退行性の変化を起こして、小さくなっているためと考えられています。
痛みを感じないまま放置しておくと歯髄に感染が起きて、やがて歯髄が死んでしまう(歯髄壊死)状態になります。
こうなると、さらに痛みを感じるまでには時間がかかりますが、病変は着実に進行して、やがては歯の内部のみに留まらず、歯を支えている周囲の顎の骨へと拡大して行き、歯肉が腫れて、激痛に耐えきれず来院される方を多々見受けます。
このような状態になると、顎の骨の中の病気から毒素が血流に乗り全身へと拡散されてしまい、ひどい時には発熱などの重篤な全身症状をもたらすこともあります。
このように虫歯といえども、お体の健康を害する大きな要因となってしまうことになります。
定期的に歯科医院へ出向き、健診を受けるなどして早めに発見してもらい治療を受けることが大切です。
もう一つの代表的歯科疾患に歯周病があります。
歯周病も虫歯と同じく細菌の働きが関与している感染症で、古代のころから人類を悩ませている病気の一つと言えるでしょう。
歯を失う大きな要因として近年注目を集めています。
原因は、歯垢、歯石など歯面に沈着する汚れが第一に考えられます。
食事をそた後の食物残渣が停滞することにより歯垢となり、やわらかい歯垢のうちに取り除かれないと、唾液中のカルシウム成分により、やがて硬い歯石へと変化して強固に歯面や歯根面に付着してしまいます。
このような状態になると、もう歯ブラシでは取り除くことはできません。
歯石になる前段階の歯垢でも、よほど注意深く正しいブラッシングを行わないと、全てを取るのは、なかなか難しいものです。
歯垢の中身はバクテリアと最近で18歳を超えたころから歯周病菌が口腔内にどんどん増加し、日本人の成人の60%の方が歯周病菌に感染しているのが現状です。
こちらも定期的に歯医者さんへ行って、歯石などをきれいに取り除いてもらっていれば、歯周病菌に感染していたとしても、歯周病のリスクを抑えることは可能です。
歯周病菌が歯茎の傷などから血管に入ってしまうと血液に乗って全身を駆け巡り、認知症、脳血管や心臓の病気、糖尿病、リウマチ、癌、肥満、さらに、口腔内では口臭がひどくなるなどの可能性があることがここ20年ほどの研究から解明されてきました。
入院が必要な重病になった時には、生死の問題で全身の手当が先行されがちで口腔内のケアがおろそかになってしまうために口腔内の細菌がますます増殖し歯周病が悪化してしまう場合があります。
入院中でもお口の清潔を保つことがより健康長寿を延ばすことを忘れずにいてください。
寝たきりになり口腔内の細菌が増殖すると、誤嚥などによって、肺の中に細菌が入り込み、それが原因で誤嚥性の肺炎を引き起こし、死に至ることも報告されています。
口腔の中をきれいに保つケアはますます重要になります。
年々増加する認知症についても、歯の噛み合わせとの関係が明らかになってきました。
ご自分の歯を失い、義歯やインプラントにて適切なかみ合わせを回復させないまま放置しておいた人は、ご自分の歯が20本以上ある人やきちんと治療した人に比べて認知症の発症率が1.9倍高いといった報告もあります。
以上のように、健康長寿をめざすためには、まずは日々の丁寧なブラッシングから初めて、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルメンテナンス、そして、正しい噛みあわせの構築を行うことが、健康長寿へ向けてのパスポートとなることでしょう。

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