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健康長寿のために口腔ケアを!

知ってしあわせ
倉本歯科医院 院長 倉本弘樹

なぜ、「かかりつけ歯科医のいる人は長寿なのか?」という題名で、先日世田谷区歯科医師会主催の区民向け講演会が開催され、首都大学東京名誉教授、星旦二先生より、長寿に関するたいへん素敵なお話を聞く事ができました。

口腔の健康が長寿に繋がっているとはみなさんあまり思わず、全身にかかわる健康診断を最優先に考えて、血糖値やら血圧などにどうも矛先が向けられがちのようです。
歯医者は苦手だし、優先順位が低いという方が多々見受けられます。おいしいものをしっかり噛んで良く食べて、充分な栄養を取ることは当たり前であると、皆さんもお判りのことと思います。

では、それらを実際に日々実践してゆくためには、どのようにしたらよいでしょうか?

まずは、しっかりとした骨に支えられた歯が揃っていることが一番です。
私たちは生後二歳くらいから乳歯が生え始め、もっとも大切な第一大臼歯は6歳ごろに萌出して、14歳ごろには第二大臼歯の萌出を迎えます、乳歯は脱落して後継永久歯に代わりますが、大臼歯に関しては一発勝負、幼少期から寿命をまっとうするまで一生涯にわたり使い続けていかなければなりません。
しっかりと自分の歯を使い続けるためには、ご自分でよく磨いたり、フロスや歯冠ブラシを用いたりする日々のセルフケアは勿論ですが、加えてプロフェッショナルケアを受けることがどうしても必要になります。
星先生も「歯が丈夫でおいしいものを食べられるほど長生きします」とお話しされていました。ここでの長生きとは、単に寝たきりになって生命を維持するといったことに留まることではなく、健康で生き生きとした人生を楽しんで生きるといったことになります。

まず、口腔はすべての消化器官の中で最も先に食物に触れ、味わい咀嚼し、消化吸収を行うに当たっての大切な器官であるといった認識を高める必要があります。
歯周病などで歯を失うと、からだ全体に大きな影響を与えてしまい、さらに歯周病が全身のさまざまな病気に関わっていることが各方面の研究でわかってきました。最近では、患者さんが心臓の手術をする前の段階で、まず歯医者さんで歯をよく見てきてくださいとお医者さんに言われたと言って、受診される患者さんにお目にかかるようになってきました。
この様に医科でも口腔疾患の重要性が認識されてきています。
歯周病によって引き起こされる疾患として、心臓の弁に歯周病菌が感染して起こることがある心内膜炎は、心臓弁膜症などの基礎疾患のある方は要注意です。
血糖値が高い状態が続いておこり、ひどくなるとさまざまな合併症をもたらす糖尿病も、歯周病が原因になることも明らかになってきました。妊婦さんにおいても、妊娠中のつわりなどで、口腔のケアが難しくなりがち。歯周病が胎児の低体重・早産など、妊娠・出産に影響を及ぼすというデーターもあります。
物忘れが病的になった状態の認知症。何らかの原因で脳が委縮するアルツハイマー型と、脳卒中の後遺症として起こる脳血管性の認知症においても、よく噛まずに食べるなど、正しい食生活の乱れによる生活習慣病との関連性が判ってきています。一般に誤嚥性肺炎と言われているものでは、特に口腔ケアが大切になります。歯周病などによって繁殖した細菌が気管に入り込み、肺炎に罹患してしまいます。特に、高齢者・寝たきりの人や、脳卒中の後遺症などで飲み込む力が低下していると起こりやすくなります。

歯周病との関係のある要注意の病気としては、骨粗しょう症も含まれています。女性に多く、骨密度が低くなり、骨がスカスカになって、もろくなる病気。骨折しやすく、高齢者の寝たきりの大きな原因にもなってしまいます。
歯周病になった歯肉で産生されるサイトカインには、骨代謝に影響を及ぼすものがあるとされていて、歯を失う事と骨密度の減少には関連があるという研究報告もあります。

この様に、歯垢の中の歯周病菌が口腔内に特化した歯肉の炎症や、歯根膜や歯槽骨を溶かしてしまう病気のみならず、全身にも多くの弊害をもたらし、多くの内臓疾患を引き起こし、最悪の場合は死に至る恐れもあることが近年特に注目されてきています。歯医者さんで、口腔ケアを継続している人たちの要介護率が低いとの報告も示されています。

明日からでも遅くありません、是非ともプロフェッショナル口腔ケアを定期的に歯科医院でお受けになることをお勧めします。

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