「痛くて昨晩寝られなかった」「歯肉が腫れた」「銀歯がはずれた」「咬むと痛みがある」「暖かいものや冷たいものがしみる」などお口の中の異常にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
こういった症状を歯医者の立場から見ますと例えば、歯の神経を抜かなければならなかったり、また数本の歯を抜歯しなければならなかったりといった、かなり進行して重篤な状態になってしまっている歯も少なくありません。
自覚症状が出て我慢できない状態になって仕方なく来院される方が大半ですが、歯肉の炎症や、歯根膜や歯槽骨を溶かしてしまう病気のみならず、全身にも多くの弊害をもたらし、多くの内臓疾患を引き起こす恐れもあることが近年特に注目されてきています。
明日からでも遅くありません。半年に1回は歯科医院にて定期検診を受けることをお勧めします。そこで歯周病や虫歯のチェックを受け、レントゲンにて歯根、歯槽骨の状態も調べれば完壁です。
「歯医者」というと痛いときに駆け込む処、そして痛い治療をされる処というイメージですが、本来は痛くならないようにする処です。
いい歯の日をきっかけに、痛みのない方も歯医者さんの扉をたたいてみてはいかがでしょう。